クソデッキだっていいじゃないか! ~フィードバック編~

『フィードバック編』、始まります。


前置き
 さて今回は。前記事にて作成したデッキを使用し、その結果や改善点等をデッキへ反映していきます。
 実際にデッキを使ってみて初めてわかることもありますしね。


■……君のような勘のいいガキは嫌いだよ
 実際に大会に出て使用したデッキがこちら



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初めから頓挫するクソデッキ
 これはデッキを作っている際によくあることなのですが、
 机上論だけでデッキを作成後、一人回しを数回してみた際に、
 
 「あれこのデッキ、まともに回らなくね……?」
 
 となることってありますよね?
 今回のケースがまさにその典型。大会に出るまでもなく改善点が見つかってしまいました。

 今回のデッキの欠陥が以下の2点。
 ①基本パンチャーのSRアンチョビ、SRみほ、Pネロが軒並みDMG2
  ⇒SRアンチョビで強化する前提でもDMG値が低すぎるため、ダメージレースで優位を取れない

 ②アンツィオ高校キャラが少ないため、Rアンチョビアタックできる条件を満たせないことがある
  ⇒除去を打たれて殴れないシーンが発生する、もしくは普通にアンツィオ高校キャラを引かないこともある

 以上の欠点が一人回し時点で発覚したため、実戦にもっていくまでもなくクソデッキは解体となりました。

 どうしてこうなった……。

 
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「よろしい、ならば再構築だ」
 欠点が見つかれば直せばよい。
 ということで、まずはメインコンセプトのSRアンチョビ路線はそのままに、
 SRアンチョビを引けなかった時と、②の欠点を補うためにサブプランを用意しました。

 
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 幸い、採用していなかったアンツィオ高校キャラには、Pアンチョビ(アンツィオの流儀)Rアンチョビ(姐さん)を始めとした強いカードがあるため、これらをサブプランとしてそのまま採用。
 また、SRアンチョビとシナジーのあるRぺパロニの枚数も増量。
 Rアンチョビ(姐さん)をRペパロニで移動し、SRアンチョビとUカルパッチョ、ブロードソードで強化することにより、夢の10点パンチャー(5点×2)が爆誕します。

 また、最終盤面において、エンゲージ+能力としてキャラを退かして滑り込みの起点を作れる魔剣グラム&魔劍グラム=オルタを採用。
 もちろんAP止めをされやすいRアンチョビ(姐さん)のDPを上げる役目もありますが、自分でも移動できるキャラを増やしたことによって、役割を増やすことができました。

 そうしてできたのは、デッキの1/3がアンチョビとなった、まさにアンチョビファンデッキ
 これは余談ですが、実はアンツィオという地名は実際に存在し、そしてローマ皇帝ネロの出生地としても知られています。
 つまりこのデッキは実質ローマ……?

 さぁ、それでは実戦です。


大会編~ダイジェスト~
 ①プラウダ大洗 〇
 ②雪軸大洗 〇
 ③宙単 〇

 ということで無事3-0。
 Pアンチョビ(アンツィオの流儀)Rアンチョビ(姐さん)を入れたことにより、打点力がUP。
 上記のRペパロニ、SRアンチョビのシナジーや、グラン&グラム=オルタも宙単戦で想定通りの働きをしてくれました。


改めてデッキを見てみよう
 現在の構築は4×15の構築となっておりますが、ブロードソード、Cカルパッチョ、Cペパロニ等、あまり盤面に出さないキャラについては、デッキ全体の色配分の調整を考えて、キャラを散らしてもよいかもしれません。
 グラム&グラム=オルタやPアンチョビ(アンツィオの流儀)の宙コスト確保のために、もう少し宙属性カードを増やすのもありでしょうね。


次回予告
 ひとまず第1回のクソデッキは成功を収めた……、かのように見えた。

 真のクソデッキは、欲望と野心、矛盾と混沌とをミキサーにかけてぶちまけた地獄。

 次回、
   『EX1 24枚』

 来週も、私とクソデッキに付き合ってもらう。


























































■煽っていいのは煽られる覚悟のあるやつだけだ!~フードバック編~(おまけ)
※飯テロ注意
 
 実は前回の記事で、『フィードバック編』を『フードバック編』と誤字っていたようで。

 
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 責任を取るために仕方がないので、実際にやってみました。

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 フードバック編、お楽しみいただけましたでしょうか。