あとがきのようなもの

これは、とある魔術の禁書目録二次創作「名前で呼んで。と彼女は言った」のあとがきです

まだお読みでない方は、下からどうぞ

http://blogs.yahoo.co.jp/dream_teller_silius/8964294.html




いかがでしたでしょうか?

本作は、冬コミに出展したものの再録です
そして、私が初めて“とある魔術の禁書目録”という作品の二次創作を書いたものでもあります

改めて見直してみると、自分の未熟さがしみじみと感じられます
終盤の展開が早さなどは、私の力量不足ですね

唐突ですが、私は姫神が好きです
原作、アニメ、ことごとく空気であった彼女に、もっと光を!
そんな思いを込めて書きました
少しでも姫神に好意を持っていただけたら幸いです


すべてのマイナーCPに愛を込めて……


えんぴつでした






以下蛇足的なおまけ
「…………やっぱりとうまはいつでもどんなときでもとうまなんだよ」
上条と姫神が長いキスを終えたあとの余韻に浸っていると、入口のほうからそんな声が聞こえてきた。
上条たちがそっちに目を向けると、
がるるる、と今にも襲いかかってきそうな噛みつきシスターと、
「あ、アンタねぇ……!」
なんかビリビリしている中学生、
上条当麻! 貴様はっ……!」
自慢のおでこにでっかい青筋をたてているクラスメイトに、
「あなたは……そんなに死にたいのですか……?」
かちゃり、と刀を抜く聖人、
「…………」
かちゃかちゃ、と黒いオーラを出しながら無言で海軍用船上槍(フリウリスピア)を組み立てているおしぼり娘がいた。
途端に、上条の顔が真っ青になる。
(ああ、今日が俺の命日か。そうだよな、上条さんがこんなに幸せなはずないもんな。……ふ、不幸だー)
上条が何かを諦めかけたそのとき、静観していた姫神が動き出す。
上条を後ろに庇うように前に立つ。
「やらせない。当麻君は。私が。護る」
そして、戦いの火蓋は切って落とされた。


今度こそ終わり